今年の冬、雪山を楽しむ予定がある方は、着用していく時計はお決まりですか?アクティブなウィンタースポーツシーンでは、雪山の環境に適したタフな腕時計が最適です。
高機能でスポーティーな腕時計を身に着けて、大人かっこいいスタイルを完成させてみましょう。今回は、雪山でライバルに差をつけことができる、高スペックな高級腕時計をご紹介します。
雪山の環境に適した時計とは
雪山の環境に適した時計を選ぶポイントは、寒さの厳しい環境に耐えられるかどうかという点です。ウィンタースポーツに雪と氷はつきものです。よって、着用する腕時計は、防水性能に着目して選ぶようにしましょう。
防水仕様でない腕時計では、雪の中に転倒したりすることで故障してしまう恐れがあります。日常防水の時計 は、30~50気圧防水ですが、雪山では最低でも10気圧防水を目安に選ぶようにしましょう。
また、ウィンタースポーツで使用する時計は、衝撃や振動にも強くなくてはいけません。耐久性が十分でなければ、時計の針が止まってしまうことがあります。
そのような心配をせずに雪山を満喫するためには、できる限り堅固なシステムを備えた時計選びが重要となります。ここからは、非常にタフであり、雪山で映えるおしゃれなモデルを厳選してご紹介します。
ロレックス「エクスプローラーⅡ」は頑丈で冒険者に相応しい
ロレックスの「エクスプローラーⅡ」は、「冒険者」というキャッチコピーがつけられています。雪山に関して、エクスプローラーには長い歴史があるのです。人類で初めて世界最高峰に登ったエドモンド・ヒラリーや、シェルパのテンジン・ノルゲイは、エベレスト初登頂を果たした際に、エクスプローラーの初期プロトタイプを着用していたと言われています。
それ以来、この時計は登山家や極地探検家にとって、とても人気があるモデルとなっているのです。その理由は、高い視認性と頑丈な構造にあります。ステンレス製のオイスターケースと、二重の防水パッキンを持つツインロックリューズが、10 気圧の防水性を実現しており、機械式自社ムーブメントへの浸水を防いでいます。
また、ロレックスが開発したパラフレックス耐衝撃システムによって、振動や衝撃に対する高い耐性を持っています。さらに、テンプのパラクロムヒゲゼンマイは、温度変化にも非常に強くなっています。
シンプルな「エクスプローラー」と、第2タイムゾーンと日付表示を搭載する「エクスプローラー II」は、過去の偉大な冒険とリンクするロレックスの名作です。雪山で身に着けていれば、見る人に強い印象を与えることでしょう。
フファーブルルーバ「レイダー・ビバーク 9000」はエベレスト登山にも対応
ファーブルルーバの「レイダー・ビバーク9000」は、機械式腕時計としては世界初、そして世界唯一の高度9000m測定を可能にしました。「ビバーク」とは、1962年に発表された世界初の機械式高度計を搭載する腕時計のことです。
1975年、故・田部井淳子氏が世界で初めて女性としてエベレスト初登頂に成功した際の携行品として選ばれたモデルです。初代モデルの登場から55年後にその名を引き継ぎ、高度計に加えて、新たに気圧計も搭載するモデルが「レイダー・ビバーク9000」なのです。
そして、そのブラックエディションが「レイダー・ビバーク9000 ブラック」となります。卓越したスペックを持つ「レイダー・ビバーク9000」は、中央の赤い針が双方向回転ベゼルの目盛りを指して高度を示します。
また、「レイダー・ビバーク9000」は高度計(アネロイド気圧計)の特性上、高度だけでなく、気圧の変化を読み取ることで、天候の変化をも予知することができます。これらの情報は、雪山の冒険者にとって非常に大切な情報です。エベレストと常に向かい合ってきた、スイス時計ブランドならではの歴史と物語を楽しんでください。
BALL Watch「 EngineerHydrocarbon Ceramic XV」は山やデイリーで大活躍
「エンジニア ハイドロカーボン セラミックXV」は、ボール ウォッチ独自のテクノロジーを搭載したハイエンドクラスのコレクションです。耐衝撃性・耐磁性・防水性・視認性に秀でており、ボール ウォッチの時計開発理念である「タフ&ディペンダブル」を具現化したモデルをラインナップしています。
ボールウォッチ独自のテクノロジーのリューズガード「セーフティロック・クラウンシステム(特許)」でリューズからの衝撃・水入り防止が可能となっています。セラミック製逆回転防止ベゼルを、300m防水ケースに備えた「エンジニアハイドロカーボン」は、水や汗からリューズを保護します。
クロノメーター認定自動巻きムーブメントを搭載し、4時30分位置の窓に日付を表示しています。指針&インデックスに通常蛍光塗料の約70倍もの明るさを放つ「自発光型マイクロガスライト」と、ベゼルにルミノバ夜光塗料を備えているため、暗い場所でも高い視認性を発揮します。
実用性にも優れたボールウォッチ人気のダイバーズモデルは、手元を引き締めるスポーティーなデザインも魅力的で、登山だけでなく普段使いでも活躍してくれます。
オーデマ・ピゲ 「ロイヤルオーク オフショア」は大型ケースで耐傷性◎
世界三大時計の雲上ブランドと名高い「オーデマ ピゲ」。衝撃的なデビューを果たした同ブランドの代名詞とも言える「ロイヤルオーク」は、ラグジュアリースポーツウォッチの先駆けとして、ブランドの方向性にも大きな影響を与えました。
そんなロイヤルオークをベースとして、さらに進化を遂げたのが「ロイヤルオークオフショア」です。1993年に発表された「ロイヤル オーク オフショア」は、「ロイヤルオーク」の伝説的なデザインコードをよりスポーティーでパワフルに表現しています。
オリジナルの「ロイヤル オーク」のケース径は39mmでしたが、「ロイヤル オーク オフショア」は防水性能を100mへと向上させ、クロノグラフ機能を搭載するために、ケースを42mmへと大型化しています。42mmサイズは今なら普通ですが、初代「ロイヤル オーク オフショア」が誕生した当時は、大きすぎるという批判を浴びたそうです。
しかし、予想に反して時計は高評価を受けて、現在では世界中のセレブ男性たちの腕元を飾り続けています。また、カーボンやチタン、アラクライト602などの革新的な素材を採用して、革新に向けた新世代のタイムピースのスタイルを主張し続けています。
ケースサイズは大型ケースであるものの、素材は耐傷性に優れているため、普段使いはもちろん、アクティブなシーンでも気兼ねなく楽しめる一本です。オーデマ・ピゲらしい洗練された雰囲気と、男性的な魅力を存分に押し出したオシャレな逸品といえるでしょう。
まとめ
今回は、雪山で映えること間違いなしの、高機能で大人かっこいいスポーティーな腕時計をご紹介いたしました。
機能性だけでなく、男らしい頑強なフォルムが魅力的なラインナップでしたね。雪山でライバルに差をつけることのできる時計を、是非今回の記事の中から選んでみてください。
ハイブランドを愛するビジネスパーソン向けWEBメディア『PREMIER VALUEマガジン』編集部員が、高級時計・ブランドバッグに関する最新ニュースをいち早くキャッチし、日本人の生活様式やトレンドに合わせた切り口で紹介中。 また、圧倒的な業界最低水準の手数料率で利用できる高級時計・ブランドバッグに特化した個人間取引サービス『PREMIER VALUE』のダウンロードはこちらから。ロレックス、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、エルメス、シャネルなど高級ブランド多数出品中。
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