今こそほしいヴァシュロンコンスタンタン 激戦モデル5選!

パトリモニー 愛用時計

時計メゾンの名門として語られるVACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロンコンスタンタン)。パテックフィリップ・オーデマピゲと並んで、世界三大時計ブランドと称されています。身に着けることでステータスを得られる本物としての価値は、世界のエグゼクティブから厚い信頼と羨望が寄せられています。

今回は、普遍の美しさを有したヴァシュロンコンスタンタンの、おすすめ腕時計をご紹介します。どれも激戦モデルばかりなので、是非お早めにチェックしてみて下さいね。

ヴァシュロンコンスタンタンの歴史

ヴァシュロンコンスタンタンは、1755年にスイスで創業した老舗の時計ブランドです。ちなみに、同じ世界三大時計ブランドであるパテックフィリップが創業1839年、オーデマピゲが1875年なので、その歴史は最も長くなっています。

創業以来、世界大戦やクォーツショックといった荒波が生じても、一度も経営を絶やしていない稀有なブランドだといえます。

そんなヴァシュロンコンスタンタンの歴史は、創業者である時計師ジャン=マルク・ヴァシュロン氏によって始まりました。

その後、ジャン=マルク・ヴァシュロン氏の孫ジャック・バルテルミー・ヴァシュロン氏が経営を引き継いでいた1819年、フランソワ・コンスタンタン氏が経営に参加し、現在の社名「ヴァシュロン&コンスタンタン」が時計業界に誕生することとなりました。

さらに1839年、機械技師ジョルジュ=オーギュスト・レショー氏が経営に加わり、「パンタグラフ」を開発したことで、生産の体制が確固たるのものになります。

時計の完成度の高さ、優美なデザイン、そして長い歴史と知名度といった、高級時計に求められるすべての要素を備えたブランドがヴァシュロンコンスタンタンなのです。

ヴァシュロンコンスタンタンの特徴

ヴァシュロンコンスタンタンの時計は、至高品と評価されています。それは外装・ムーブメントともに非常に凝った、最上級レベルの品質が実現されているからです。

世界でも最高クラスの技術力を有するヴァシュロンコンスタンタンは、複雑機構を持つ機械式時計の名機を数多く世に送り出しています。

ヨーロッパの王族や貴族にも愛されてきたヴァシュロンコンスタンタンの魅力は、古い歴史に支えられた、クラシカルなテイストから漂います。

ベーシックで飽きのこない佇まいでありながら、先進性も兼ね備えたモデルを発表し続けている。そして、時代を超えた普遍性を備えている点が、ヴァシュロンコンスタンタンの特徴といえます。

シンボルマークはマルタ十字

ヴァシュロンコンスタンタンのシンボルマークには「マルタ十字」が採用されています。マルタ十字とは、キリスト教の騎士修道会・聖ヨハネ騎士団がその象徴として用いたマークのことです。4つのV字の先端が中央で結合し、外周に8つの角を持つ十字形が特徴的なデザインとなっています。

このマークが意味するものは、中世騎士道の精神です。騎士として備えるべき8つの美徳を、この8個の角が表しているのだ。

最高の証 ジュネーブ・シール

時計の高い完成度を示す規格に「ジュネーブ・シール」があります。これは1868年、スイス共和国とジュネーブ州により制定されたもので、世界最高の認定基準といわれています。

ムーブメントを製造する方法は細かく規定されており、各部の仕上がりなどの品質管理が厳格に求められています。さらに、組立と調整はジュネーブ州の中で行う必要があるなど、極めて厳しい基準をクリアする必要があります。

ヴァシュロンコンスタンタンは、機械式時計のクオリティを証明する規格の中で最も高い希少価値を有するジュネーブ・シールを取得し続けている名門なのです。

主なコレクション

古い歴史を有し、世界中の時計愛好家から高い評価と厚い信頼を集めるヴァシュロンコンスタンタンには、数種のコレクションが存在します。そんな中から、今こそ手に入れたいモデルを厳選して5つご紹介いたします。

パトリモニー

ヴァシュロンコンスタンタンが誇るドレスウォッチでおすすめなのが「パトリモニー」です。ミニマリズムを追求したデザインが、幅広いの厚い支持を獲得しています。初登場は2004年のことで、割と最近のモデルになります。クラシカルでシンプルな見た目ですが、中身や細部は最先端というギャップが魅力的です。

パトリモニーは、250年を超える歴史を誇る同社の伝統を色濃く受け継いだ、正統派のコレクションだです。シックなテイストの2針、3針のデザインで、一切の無駄を排除した調和のとれたルックスとなっています。

トラディショナル

トラディショナルは2007年、パトリモニーの中の派生モデルとして誕生しました。パトリモニーが古典の再解釈であるとするなら、トラディショナルは古典の再現です。

ドレッシーで上品な薄型ケースに加え、古典的なレイルウェイサークルやドーフィン針、直線的なラグといった、伝統的な要素を取り込んでいます。

手彫りのギヨシェ仕上げによる特別な意匠とスレートカラーの文字盤、そしてシークレットサインなどを盛り込んだデザインがトラディショナルの特徴です。

卓越した時計作りの伝統を色鮮やかに体現した、ヴァシュロンが秘めた情熱を携えたコレクションは、時代を超越して継承されるクラフトマンシップが息づいています。

オーバーシーズ

オーバーシーズは、1996年に誕生したヴァシュロンコンスタンタンのスポーツモデルです。エレガンスでクラシックなデザインの多いヴァシュロンコンスタンタンの中では、唯一スポーティーなシリーズとなります。

このモデルの特徴は、ブランドロゴでもある「マルタ十字」をアレンジしたベゼルやブレスレットです。また、薄型のケースのため、控えめで上品な印象となっています。

シンプルで使いやすい3針、デイト機能も人気のポイントです。さらに、アリゲーターストラップとラバーストラップが付属しており、工具を一切必要とせずワンタッチで交換することができる優れものです。シーンや用途に合わせて、ブレスレットを簡単に変更できるようになっています。

また、スポーティーなデザインに見合うように、高い機能を備えていることもメリットです。防水性や耐磁性に優れており、磁気に対しても強い耐性を有しています。

マルタ

ダイアルの6時位置にスモールセコンドを配した「マルタ・マニュアルワインディング」は、そのシンプルなデザインゆえに、ケースの力強くも優美なラインが堪能できるモデルです。

2000年に誕生したマルタは、その名が示すとおり、ヴァシュロン社のトレードマークであるマルタ十字のイメージを最も強く反映したモデルといえます。

最大の魅力は、コンテンポラリーなデザインとトラディショナルな技術が融合した点です。トノー型の力強いケースフォルムが特徴です。流行にとらわれないエレガントなスタイルとなっており、年齢や性別を問わず、幅広い層からの支持を得ています。

ヒストリーク

ヒストリークは、伝統的な時計作りに敬意を表したコレクションです。ヒストリークの中で特に有名なのが「ヒストリーク アメリカン1921」です。このモデルは、文字盤が傾いた独創的なデザインで、1921年にアメリカ人コレクターのためにオーダー品として作られたモデルの復刻版となります。傾けられた文字盤は、車の運転時に視認しやすくするためであり、使う人を思いやった工夫となっています。

ヒストリークアメリカン1921は、ヒストリークの中でも特に人気が高く、多くの時計ファンに愛されています。ヴァシュロンらしいエレガントな雰囲気は漂わせながらも、ヴィンテージウォッチを連想させるルックスが特徴です。

まとめ

今回は、ヴァシュロンコンスタンタンのおすすめモデルを厳選して5つご紹介しました。歴史あるデザインをモダンにアレンジし、現代の技術で製作した名門ブランドです。辿ってきた歴史の重みを感じさせるヴァシュロンコンスタンタンの時計を是非味わってみて下さいね。

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